かつて、医療現場で働く医師は男性が多い傾向にあった。
一方で女性は、看護師としての仕事を選ぶことが多い。
しかしこうした性別による仕事の選択は、現状では変わりつつある。
男女の差がなく、病院などでの女性の活躍が目立っている。
女性が医師の仕事を選ぶようになり、女医が医療機関で働く姿を多く見かけられるようになってきた。
女性であっても、医師として求められる知識と技術があれば、十分に仕事をこなせるのだ。
また女性という立場を上手に活かし、女性の患者へのケアに活躍している。
患者が女性である場合、男性医師に対して抵抗感を感じる人もいることだろう。
例え治療に私情を挟まない医師が相手であるとは言えども、女性にとってデリケートな相談をするのは恥ずかしさを感じる。
その点、女医であれば、女性の患者は抵抗感を感じることなく相談することが出来る。
また医療現場では、看護師として働く男性も増えてきた。
この変化を受けて、かつては看護婦と呼ばれていた職業も、看護師へと名称が変更となった。
患者への対応の中で、力仕事は意外とある。
その為、女性ばかりでは看護の仕事に支障がある場面が多々あった。
現代では男性が看護の仕事に参入し、力が必要な仕事を男性看護師に任せられている。
こうして、女性が活躍してきた看護の分野で、男性の活躍が見られるようになった。
性別に関わらず、目標としている働き方を目指して医師や看護師になることが出来るのだ。
# by sho10rain | 2020-05-14 09:51